NPO法人チャリティーサンタ(東京都千代田区)は、この度、『ケーキのWA』の賛同者としてピアニストの清塚信也氏(株式会社トライストーン・エンタテイメント所属)が参加されたことをお知らせします。
NPO法人チャリティーサンタは、子どもの貧困や家庭問題における思い出格差の課題解決に取り組んでいます。その中のプロジェクト『シェアケーキ』は、誕生日にケーキを買うことができない(お誕生日のお祝いが難しい)家庭の子どもたちへ、寄付によって誕生日ケーキを贈る活動をしています。
この活動を広めるために、2024年6月より村上信五氏を発起人兼プロジェクトリーダーとした『ケーキのWA』は、世の中には見えづらいこの社会課題に対して、著名人の方々と協力して、幅広い方々に関心を持っていただくことを目的の1つにスタートしました。
今回、清塚信也氏が、11月13日のご自身のお誕生日を前に、社会課題の認知拡大や子どもたちの誕生日支援を広げていくために『ケーキのWA』に賛同者として参加をしてくださいました。
清塚信也氏は『ケーキのWA』の初めての賛同者となります。
ケーキのWAのサイト上では清塚信也氏のインタビューを掲載するとともに、家庭の声の紹介、選択肢としての寄付のご案内を紹介しています。
▼ケーキのWA 公式サイト : https://sharecake.charity-santa.com/cake-no-wa
▼清塚信也氏インタビュー記事 : https://note.com/charitysanta/n/nbb8ddd11f80b
■清塚信也(きよづかしんや)氏 プロフィール
5歳よりクラシックピアノの英才教育を受ける。中村紘子、加藤伸佳、セルゲイ・ドレンスキーに師事。桐朋女子高等学校音楽科(共学)を首席で卒業、国内外のコンクールで数々の賞を受賞。
人気ドラマ「のだめカンタービレ」他作品で吹き替え演奏を担当し脚光を浴びる。2013年には映画『さよならドビュッシー』で岬洋介役として俳優デビュー。2015年TBS系 金曜ドラマ『コウノドリ』(主演:綾野剛)では、ピアノテーマおよび監修を手掛けるほか、役者としても出演。
知識とユーモアを交えた話術と繊細かつダイナミックな演奏で全国の聴衆を魅了し続け、年間100本以上の演奏活動を展開。2019年8月16日には邦人男性クラシック・ピアニストとしては史上初となる日本武道館での単独公演を開催。作曲家としてドラマ・映画・舞台の劇伴やテーマ曲を手掛けるほか、Eテレ「クラシックTV」ではMCと番組監修を務め、斬新な切り口で幅広い音楽の魅力を伝える。ピアニストとして次々と新しいフィールドへの挑戦を続け、常に話題と注目を集めている。
公式HP:http://tristone.co.jp/kiyozuka/
■『シェアケーキ』とは
『シェアケーキ』は、困窮した生活の中で誕生日のお祝いを諦めた親子のために、誕生日のホールケーキと共に「生まれてきてくれてありがとう」という想いを届ける活動です。
個人・法人の皆様から寄付を募り、それを原資に賛同する洋菓子店へ依頼することで、継続的に届ける仕組みです。
2021年にプロジェクトを開始、初月に5人の子どもにそれぞれ1台ずつホールケーキをプレゼントとして贈ることからスタートし、現在は月500台を超える誕生日ケーキを子どもたちへ届けています。(2024年9月実績)
■『ケーキのWA』とは
『ケーキのWA』は、世の中には見えづらいこの社会課題に対して、著名人の方々と協力して、幅広い年齢層の方に関心を持っていただくことを目的の1つにスタートしました。
著名人の存在をきっかけに社会課題を知ってもらうことや、社会に働きかけるアクションとして、寄付の選択肢を用意しています。
チャリティーサンタ代表の清輔が村上信五氏のラジオ番組「村上信五くんと経済クン(文化放送)」のゲストとして出演したことをきっかけに交流と本プロジェクトの構想が生まれ、今回の参画・プロジェクトリーダー就任が決定いたしました。
プロジェクト名の『ケーキのWA』も村上信五氏が名付けました。
■誕生日ケーキを届けた家庭の声
「まずは今回送って頂き、ありがとうございました。私は毎年こんなに立派なケーキを買うことができず子どもたちに申し訳ない気持ちで、ホットケーキミックスを使って簡単なケーキを作ってお祝いしていましたので本当に泣きました。嬉しかったです。子どもは私がケーキを買ってくれたんだと思い、こんな高いケーキ要らないよ!と気をつかって言ってくれました。ご厚意で今年は頂けたことを伝えると一口ずつ味わって半泣きで食べていました。美味しすぎて食べるときは話もせず食べていました。助けてくれる方がいることを知り、僕も困っている人がいたら助けるよと言ってくれました。感謝しかありません。とても美味しく、幸せな時間を頂きました。」
「我が家もそうですが、物価高にもかかわらず、給料が上がらず困っている世帯が多いと思います。経済的に困ると、つい食事やイベントごとを節約するしかありません。子どもに我慢をさせるばかりで、親も子どもも心身ともに健康とはいえなくなります。我が家でも「誰々ちゃんの家では」と子どもが羨ましそうに話していたりすると、「家とは違うんだからしかたないでしょ!」と怒ってしまうこともありました。誕生日を手助けしてもらえることで、子どもを喜ばせる機会になっています。ことは本当に有難いです。」
「正直ケーキ屋さんのケーキは1ピース600円とかでケーキ屋さんに入ることもできない状態です。そんななか、あんなに立派で美味しいケーキをお祝いにといただけ、本当に感謝でしかありません。寄付してくださる方も自分の生活があり、物価が高騰するなかでも、私達のような困っている人に幸せをと寄付くださり、本当に感謝でしかありません。わたしたちが返せることは自分ができることを精一杯頑張り、息子の命を守ることです。会ったこともない方がこれだけ無償の愛をくださっているのでわたしも死にものぐるいで息子を育て上げます。ありがとうございました。本当に幸せでした。」
■運営団体チャリティーサンタについて
チャリティーサンタでは、「子どもたちに愛された記憶を残すこと」をミッションとして掲げ、「子どものために大人が手を取り合う社会」を目指し、活動を展開しています。2008年に活動を開始し、2014年にNPO法人化。
全国33都道府県44支部で行う「サンタクロースの訪問活動」をはじめ、全国の書店と協働する「ブックサンタ」、洋菓子店と協働する「シェアケーキ」、全国の困窮する子どもを支援する団体とのネットワークづくりなど多岐にわたって活動しています。 現在は、1年を通じて困窮する子どもたちへ体験を届ける活動の仕組み作りをおこなっています。
特定非営利活動法人(NPO法人)チャリティーサンタ
所在地:〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町3-21-5 ヒガシカンダビル307号
代表者:代表理事 清輔(きよすけ)夏輝
設立:2008年9月(NPO法人化2014年4月)
URL:https://www.charity-santa.com/